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年内にアジの冷凍刺身の販売で海外進出計画 ジャパンシーフーズ


米国、中国、韓国など候補

鮮魚加工食品メーカーの㈱ジャパンシーフーズ(福岡市南区井尻5丁目、井上陽一社長)は年内に、アメリカや中国、韓国などを候補地に海外進出し、冷凍刺身「いつでもお刺身・うまかあじたたき」を国外で販売する。
同商品が昨年11月に全国商工会主催「むらおこし特産品コンテスト」でグランプリにあたる経済産業大臣賞を受賞したことで、国内でのブランド力を強みに海外進出するもの。手始めとして3月15日から17日まで米ボストンで開催される食品展「ボストンシーフード展」に出展し、現地資本の量販店との取り引き開始を目指す。年内にレギュラー販売をスタートさせ、3年間で海外事業の売上高3億円、将来的には海外事業の売り上げ構成比を3割まで引き上げる。同社では「海外でアジの刺身を食べる習慣はわずかながら、世界にはブルーオーシャンが眠っているといえる。アジの刺し身のパイオニアとして世界に打って出たい」と話している。

2020年3月10日発行