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工学系研究教育棟Ⅱ、Ⅲ棟は来年3月完成 九州大学 理系図書館建設にも着手


 福岡市西区元岡に新キャンパス移転を進める九州大学(福岡市東区箱崎六丁目、梶山千里総長)の工学系研究棟Ⅱ、Ⅲ棟工事は、二〇〇四年三月に完成、内装を含めると二〇〇五年三月に終了する。
 工学系研究教育棟は新キャンパスのほぼ中央部分にあたる工学ゾーン内、Ⅰ工区内西側(イーストゾーン)に位置し、九階建てで、延べ床面積は約四万五千平方メートル、高さは四十三・三m。〇三年一月から建設に着手している。また、同Ⅰ棟は九州電力や三菱商事の企業連合十一社によるPFI(民間資金活用による社会資本整備)方式で工事計画が進められている。今年九月から設計段階に入っており、来年三月の着工を目指す。
 また、同時に同大は、同棟東側にあたる理学系地区に理系図書館を建設している。地下一階、地上三階建てで、延べ床面積は約七千平方メートル。完成は来年三月。なお、同理学系地区には総合エネルギーセンターと給水センターを建設し、いずれも今年度中の完成を目指している。
 同キャンパスは、二〇〇五年度開校予定。十年かけて移転完了を目指している。

2003.10.15 発行 週刊経済より