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川崎町が合計10万平方mの工業団地  福岡県許可開発事業    プロロジスが久山町に物流施設


 ふくおか経済・株式会社地域情報センターが3月17日にまとめた、福岡県都市計画課の許可を新たに受けた市街化区域(1000平方m以上)および市街化調整区域(第2種特定工作物を除き都市計画法第34条に該当するもの)、未線引都市計画区域(3000平方m以上)の開発事業によると、今回新たに許可を受けていたのは計19件だった(前回調査は2月5日、自己居住用のみは除く)。
 今回の調査で開発面積が最も広いのは、川崎町(田川郡川崎町大字田原、手嶋秀昭町長)が同町大字田原字安永峠に整備する「三井工業団地」の6万7146平方mで、同町大字田原字城ノ越に整備する「東田原工業団地」(3万2812平方m)と合わせると開発面積約10万平方mの工業団地整備となる。このほか開発面積が1万平方mを超える事業は、筑前町(朝倉郡筑前町篠隈、手柴豊次町長)が同町三並字大園に開発する各種食料品小売業や一般食堂などで構成される店舗(開発面積2万436平方m)と、ニューヨーク証券取引所に上場し世界規模で展開する物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(日本法人本社・東京都港区東新橋)の関連会社、プロロジス久山有限会社(同所、三木真人取締役)が粕屋郡久山町大字山田に開発する物流施設「福岡久山倉庫・事務所(プロロジスパーク久山)」(同1万6156平方m)の2件だった。なお、プロジシスは九州初の開発施設として今年2月下旬佐賀県鳥栖市内に「プロロジスパーク鳥栖(1)」を完成させたほか、同施設の隣接地で「同鳥栖(2)」、北九州市門司区内でビルド・トゥ・スーツ型(特定企業向け)の「同新門司」などの開発計画を進めているという。詳細は表の通り。