岐阜市と見守りサービス導入で協定結ぶ　ｏｔｔａ

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週刊経済2025年11月5日発行号

２６年４月からサービス開始

ＩｏＴを活用したタウンセキュリティサービスを提供する㈱ｏｔｔａ（福岡市中央区天神４丁目、山本文和社長）は１０月３日、岐阜市（柴橋正直市長）などと「見守りサービスの導入に関する協定」を結んだ。

同社が運営する「ｏｔｔａ見守りサービス」を岐阜市立の小学校４５校と、義務教育学校、特別支援学校各１校に導入し、児童が安全に登下校できる環境整備を図る。同社は４月に㈱チェンジホールディングス（東京都港区虎ノ門３丁目、福留大士社長）と資本業務提携を結び、全国でサービスの導入を推進。今回チェンジホールディングスと協働で、東海エリアの導入率向上を目的に岐阜市でサービス展開を進める。２０２６年４月から、対象学校に通う希望者にｏｔｔａ見守り端末を無償配布する見込みで、端末所有者の位置情報を記録する「見守りスポット」を小学校区ごとの通学路に約２０カ所ずつ設置する計画。山本社長は「タウンセキュリティサービスの拡大で、子どもを適切に見守り、安心安全な暮らしを実現したい」と話している。