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山口FGと合弁でデータ活用事業会社 Fusic


6月22日設立

テクノロジーコンサルティング・ソフトウェア開発の㈱Fusic(福岡市中央区天神4丁目、納富貞嘉社長)は㈱山口フィナンシャルグループ(山口県下関市、吉村猛社長)との合弁でデータ活用・WEBメディア事業の新会社を6月22日に設立した。
社名は㈱データ・キュービックで本社は山口銀行が本店を置く山口県下関市竹崎町4丁目、社長は矢儀一仁山口FG地域開発事業本部長が務め、非常勤取締役に浜崎陽一郎Fusic副社長と山根孝山口FG投資共創部長、監査役に山口FG監査等委員が就いた。資本金は1億円で出資比率は山口FG80%、Fusic20%。役員以外の社員は4人。
新会社は、山口FGの持つ顧客データなどから、公開可能でかつ有益な情報を配信して地域の企業のマーケティングなどに役立てる主目的のほか、情報のプラットフォームを構築し、データを分析・解析して顧客企業に配信するBtoB事業、ウェブ上にメディアを立ち上げ、20~30代の女性をターゲットに想定したライフスタイルやトレンドの情報を発信するBtoC事業も計画している。
収益源についてフュージックの浜崎副社長は「データ事業は、データを有効活用できるようなコンサルティングサービスによる収益と、顧客企業内部でデータを活用できるように人材育成する教育事業による収益を想定している。メディアの方も近々サイトの立ち上げを予定している」と話している。

2018年7月18日発行