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山口県の2金融機関と相続手続きを共通化 北九州銀行


週刊経済2025年10月8日発行号

山口県農協と同県信用農協連合会

㈱山口フィナンシャルグループ傘下行の㈱北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、嘉藤晃玉頭取)は10月1日、山口県の2金融機関と預金などの相続手続きの共通化に関して提携した。

金融機関で異なる相続の書類や、手続きの煩雑化を解消するため、記入、提出書類を共通化し、記入項目や、提出の書類の一部を削減することで顧客の利便性を向上するもの。2025年4月までに岡山、広島、山口県の27金融機関と連携している。同行のほか山口FG傘下の山口銀行、もみじ銀行が今回、山口県農業協同組合(山口市小郡下郷、折込正一郎代表理事理事長)、山口県信用農業協同組合連合会(同所、松本隆志代表理事理事長)と提携。なお、相続手続きの共同実施でないので、各金融機関への「相続手続依頼書」など確認書類の提出は従来通り必要になる。同グループでは「SDGsの達成に向けた紙の使用量削減にもつなげたい」と話している。