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屋台AIを高度化 福岡市
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週刊経済2026年4月1日発行号
LINEで自動提案
福岡市(高島宗一郎市長)は3月18日、LINEヤフーコミュニケーションズ㈱(福岡市博多区博多駅中央街、鈴木優輔社長CEO)と共同で展開する屋台公式LINEアカウント「FUKUOKA GUIDE」で、AI機能「AIおいちゃん」を高度化した。
同サービスは、福岡市の屋台DXの一環として2023年から運用しているもので、登録者数は5万人以上に達している。従来は利用者の質問内容に応じて屋台を案内する仕組みだったが、今回の機能追加により、利用者ごとに最適な屋台を自動提案する機能を新たに追加し、利用者の操作なしで「今晩行ける一軒」を提示できるようになった。利便性向上と来訪促進を図る。
新機能では、事前アンケートや利用履歴などから把握した嗜好に加え、当日の天候や営業状況といった変動データを組み合わせ、約100軒の屋台の中から最適な店舗を自動選定する。屋台常連客や店主から収集した独自情報も活用し、マッチング精度を高めている。あわせて、営業中の屋台検索や屋台名検索、お気に入り登録機能なども拡充。利用者の利便性を高めるとともに、好みに応じた情報配信を可能にした。
同市は「AIによるパーソナライズ配信により、これまで手作業では難しかった個別最適な情報提供を実現している。職員の業務負担軽減と安定的な情報発信の両立を図るとともに、屋台への来訪機会の創出につなげたい」と話している。
実証実験は9月末まで実施予定で、利用状況や効果を検証した上で本格導入や機能拡張を検討する。

