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小郡市で物流施設開発用地を取得 東京のシーアールイー


週刊経済2021年4月20日発行

22年夏頃着工予定

物流施設を中心とする不動産管理・運営事業の㈱シーアールイー(東京都港区、亀山忠秀社長)は3月24日、小郡市の物流施設開発用地を取得した。九州での開発物件は「ロジスクエア鳥栖」(佐賀県鳥栖市)に続く2件目で、福岡県内では初めて。
場所は同市山隈、大分自動車道「筑後小郡インターチェンジ」そば。敷地面積は約1万5998㎡。「筑後小郡インターチェンジ地区地区計画」が都市計画決定されているエリアで、2022年度上期に造成が完了する見通し。同年夏頃に着工、2023年夏頃の完成を予定している。建物の構造・規模は未定だが、延べ床面積は約1万8千㎡~2万4千㎡を想定。汎用性を持たせながら、特定企業専用のオーダーメイド型物流施設としての開発にも対応する。
同社では「周辺には幹線道路が配置されており、物流適地であるだけでなく、労働力確保の観点からも優位性がある。九州でも引き続き、適した用地があれば積極的に開発に取り組んでいきたい」と話している。