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家庭用燃料電池「エネファーム」の新型機 西部ガス 希望小売価格は現行機比で約50万円低減
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西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、田中優次社長)は、4月1日から家庭用燃料電池「エネファーム」の新型機(パナソニック製)を発売する。
エネファームは、都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、発電した電気は家庭内で利用する。その際に出る熱エネルギーを給湯や暖房に利用する。電気をつくる場所と使う場所が同じため、送電ロスがなく、さらに発電時の熱エネルギーを無駄なく活用できる環境貢献型機器。新型機は発電出力が250W~750W、排熱出力は200W~940W。希望小売価格はシステムの簡素化などで現行機より約50万円安い298万円。また、エネルギー効率を維持しながら定格発電能力を変更。さらに「燃料電池ユニット」の形状変更で外観がコンパクトになり、従来より小スペースでの設置が可能となる。同社では「エネファームのさらなる普及を通じて、快適な暮らしづくりと低炭素社会の実現に貢献していきたい」と話している。