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家庭用燃料電池「エネファーム」の新型機 西部ガス 世界最高の総合効率95%
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西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、田中優次社長)は、4月1日から家庭用燃料電池「エネファーム」の新型機(パナソニック製)を発売する。
エネファームは、都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、電気を家庭内で利用するとともに、その際に出る熱も給湯や暖房に無駄なく活用できる。電気をつくる場所と使う場所が同じため送電ロスがなく、さらに発電時の熱エネルギーも無駄なく活用できる環境貢献型機器。新型機は、世界最高(※)の総合効率95%の製品で、同時に部品点数の削減、部品材料の見直しなどで価格が低下。また、バックアップ熱源機の分離や貯湯タンクの小型化、機器本体の薄型化で、これまで以上に様々な設置スペースに柔軟に対応できる。発電出力は200W~750W。希望小売価格は210万円(税込・設置工事費)。
西部ガスでは、平成2009年6月の発売以来「エネファーム」の優れた環境性・経済性が高く評価され、累計販売台数は作年12月末現在で約1400台を超えている。「今後も『エネファーム』、さらには再生可能エネルギーである太陽光発電を組み合わせた『ダブル発電』の提案を推し進め、省エネ・節電・環境の保全といった社会的なニーズに応えていきたい」としている。
※ 家庭用燃料電池コージェネレーションシステムにおいて(2013年1月18日現在、西部ガス調べ)