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宮崎県とUIJターン就職支援連携協定を締結 麻生塾


週刊経済2025年3月26日発行号

自治体締結は鹿児島県に次いで5例目

麻生情報ビジネス専門学校や麻生外語観光&ブライダル専門学校など県内12専門学校を運営する学校法人麻生塾(福岡市博多区博多駅南2丁目、麻生健理事長)は、3月7日付で宮崎県(河野俊嗣知事)とUIJ(地元就職、地方転職、移住)ターン就職支援に関する連携協定を締結した。

麻生専門学校グループ12校71学科75コースに在籍する宮崎県出身者を中心に、宮崎県内企業へのUIJターン就職促進を図るもので、自治体とUIターン就職支援連携協定を結ぶのは熊本県、長崎県、佐賀県、鹿児島県に次いで5例目。宮崎県としては専門学校と締結するのは今回が初めてとなる。

今回、連携協定を結んだことで、同塾では宮崎県が運営する各種県内企業就職支援制度を対象に在学生への案内を促進するほか、学内でも宮崎県内企業による企業説明会を実施するなど学生と県内企業とのマッチングを促進する方針。現在、同塾に在籍する宮崎県出身者は約200人。同塾法人本部では「産官学の連携を一層強化し、専門人材の育成や教育分野における地域課題の解決に向けた取り組みを積極的に推進するなど、宮崎県の魅力づくりに貢献していきたい」と話している。

麻生塾は1939年3月に創立。教職員数は約520人、在籍学生数は約6800人。