NEWS

前年同月比25・3%増の145億6100万円 福岡市内4百貨店の1月売上高


週刊経済2022年3月8日発行

4カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の1月売上高は、前年同月比25・3%増の145億6100万円で4カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が2月24日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1億3300万円(32・8%増)、衣料品が35億5800万円(25・7%増)、家庭用品が4億3400万円(2・2%増)、食料品が23億9100万円(10・9%増)、雑貨が32億3800万円(24・2%増)。身の回り品が43億2600万円(42・7%増)。全体的に伸びがよく、特にラグジュアリーブランドなどの身の回り品や、冬物衣料などが牽引した。衣料品は婦人服のほか、紳士服も幅広い年代で好調だった。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)では153億8900万円(6・2%増)で3カ月連続のプラスとなった。商品別では食堂・喫茶が3億5400万円(10・8%増)、衣料品が51億400万円(7・3%増)、食料品が38億1700万円(4・4%増)、雑貨が25億1200万円(微増)、家庭用品が7億8400万円(0・8%増)、身の回り品が25億1千万円(17・8%増)だった。
全国の売上高は、年始から月の前半まで、前年の緊急事態宣言による時短営業などの反動に加え、増勢が続く高額品や気温低下による冬物衣料などの伸びが牽引し、前年同月比15・6%増の3751億円と4カ月連続のプラスだった。ラグジュアリーブランド、時計、宝飾品など高額商材の高伸が続いているほか、各社が企画した販売促進施策や各種催事も奏功した。

表はこちらから。