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定時出発率ランキングの大規模空港部門で世界2位 福岡国際空港


週刊経済2022年3月8日発行

CIRUM社調べ

福岡国際空港㈱(福岡市博多区、永竿哲哉社長)は2月17日、航空データの分析・提供などを実施するCIRUM(シリウム)社が実施した2021年の空港別定時出発ランキングの大規模空港部門で世界2位にランクインしたことを発表した。
2020年から運用を開始した平行誘導路二重化で航空機の遅延が縮小したことや、各航空会社やグランドハンドリング会社を含む空港全体での定時性向上に向けたオペレーションの取り組みなどが奏功、平均定時出発率が95・74%と大規模空港部門では世界2位の実績となった。同部門での1位は伊丹空港の96・51%、3位は羽田空港の95・55%だった。
同社では「空港利用者に定時運航への協力をはじめ、平行誘導路の二重化、関係者と一体となったオペレーションの実施に取り組んできたことが奏功し、世界2位にランクインすることができた。引き続き空港関係者一丸となって、より快適なサービスを提供していきたい」としている。