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定年世代が運営の新業態店チェーン化構想   梅の花   来年早々に実験店舗


 「湯葉と豆腐の店 梅の花」を展開する株式会社梅の花(久留米市、梅野重俊社長)は、定年後の世代が運営する新業態店舗のチェーン化を構想している。早ければ、来年早々にも実験店舗をオープンさせたい考え。
 高齢化社会への対応と、来店頻度を増やす業態開発が狙い。実験店舗でノウハウを確立した後、全国でのFC展開も検討している。郊外への出店で、店舗規模は約65平方メートルを想定。古い民家を使用するなどして開業コストも抑え、商圏1万人程度でも運営できる仕組みを構築していく。
 梅野社長は「定年後に何かしたいと考える年配者の人に商売の場を提供すると同時に、お客様としても集うような店づくりを目指す」としている。
 同社は1976年7月創業、1990年1月設立。資本金は17億円4,305万2,000円。05年9月期の売上高は193億9,600万円。従業員は363人(05年9月末)。
 梅野社長は八女市出身。1951年1月1日生まれの55歳。久留米商業高校卒。趣味はゴルフ、釣り。