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宗像市栄町に創業支援施設  東京のfabbit


県内5カ所目

不動産業のAPAMANグループで、スタートアップ支援やコワーキングスペース運営のfabbit㈱(ファビット・東京都千代田区大手町2丁目、田中保成社長)は7月14日、宗像市栄町に創業支援施設をオープンした。
同社では国内主要都市を中心に「fabbit」の名称でレンタルスペース兼コワーキングスペースを運営し、県内5カ所目。名称は「fabbit宗像」。「IR赤間駅」南口側の「第2自転車等駐車場」の2階を改装してオープンした。フロア面積は343㎡。フリー席やイベントスペースのほか、2~3人収容の個室11室、固定席47席、6人収容のミーティングスペースを配置している。利用料はフリー席が月額8千円、個室が同4万円から、固定席が同1万2千円。そのほか、オプションで住所登記が月額5千円、郵便サービスが同千円、ロッカーが同3千円で利用できる。施設内には宗像市出身の起業経験者ら12人が交代で駐在し、さまざまな分野での創業相談に対応していく。同社では「JR小倉駅と博多駅のほぼ中間に位置し、周辺は国道3号や国道495号も通っている。交通利便性が高く、ビジネスの拠点として適した地域と考えている」と話している。

2020年8月25日発行