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安川モートルが西南電機とワイ・イー社を吸収合併  安川電機    産業用モータ事業を強化


 株式会社安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、津田純嗣社長)は、3月21日付で子会社の安川モートル株式会社(北九州市八幡東区、吉永勉社長)に孫会社の西南電機株式会社(中間市、有竹岩夫社長)と株式会社ワイ・イー・テック(遠賀郡水巻町、浅井秀幸社長)を吸収合併させる。
 産業用モータ事業の運営体制強化のために、北九州地区を中心に産業用モータの生産を手掛けている安川モートルに孫会社を合併させることで効率化を図る。同時に環境エネルギー分野の主力製品となる永久磁石モータなどの生産を安川電機の生産専門会社である安川マニュファクチャリング株式会社に集約。中大型インダクションモータで、海外での委託生産を拡大させ、成長分野への投資余力を確保する。これらにより、中長期的に、省エネモータや車載用モータ、風力発電機など、今後成長が見込まれる環境エネルギー分野における事業拡大を図っていく。
 安川モートルは2000年6月設立。資本金は3億4200万円。売上高は約120億円。
 西南電機は1945年12月設立。資本金は1420万円。従業員は105人。
 ワイ・イー・テックは1961年9月設立。資本金は1100万円。売上高は約19億円(2011年3月期)。従業員は71人。