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子会社のエスケーエナジーが電力小売事業に参入 シノケングループ 3年内に5万世帯目指す
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株式会社シノケングループの子会社でLPガスを供給販売する株式会社エスケーエナジー(福岡市中央区天神1丁目、大塚道男社長)は、3月から一般家庭向けの電力小売事業に参入する。
2月から受付を開始、JPEXから電力を仕入れ、「シノケンでんき」の名称で東京電力等の地域電力会社より安い価格での販売を予定している。同社が管理物件を持つ全域を対象としているが、四国電力と北陸電力の管轄地域は対象外として想定している。LPガスの供給販売元をエスケーエナジーに切り替えた利用者に対してはさらに特典の付加も企画しているという。シノケングループでは現在、賃貸住宅約2万世帯の管理をしており、今年予定している8000世帯の新規物件に加え既存管理物件の契約切り替えで初年度1万世帯への供給を目指す。また既存物件に対しての契約切り替えも促進させ、3年以内に5万世帯以上への電力供給を目指す。
シノケングループの篠原社長は「シノケンでんきに切り替えていただくことで、電気料金が安くなるだけでなく、入居時の電気・ガスの手続きも簡単になる。入居者様の利便性を向上でき、当社物件の商品力アップにもつながる。今後は自社管理物件以外、戸建てなども含めて電気・ガス販売を拡大していきたい」と話している。

