女性活躍推進企業「えるぼし」に認定　太平環境科学センター

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県内２０企業目

水質、土壌などの分析、測定業務を手掛ける㈱太平環境科学センター（福岡市博多区金の隈２丁目、坂本雅俊社長）は３月２０日、女性活躍推進企業を認定する「えるぼし」を取得した。
えるぼし認定は２０１６年４月に施行した女性活躍推進法に基づき、女性の活躍推進に関する状況などが優良な企業に対し、厚生労働大臣の認定を受けることができる制度で、県内では２０番目（２０１８年３月２７日現在）の認定となる。同社では採用、継続就業、労働時間等の働き方、管理職比率、多彩なキャリアコースの５つの評価項目の基準をすべて満たし、３段階評価の最高となる「みつぼし」を取得した。
今後は認定マーク（愛称「えるぼし」）を商品、広告、名刺、求人票などに使用することができ、女性の活躍を推進している事業主であることをアピールすることができるほか、公共調達における加点評価と日本政策金融公庫による低利融資の対象にもなる。
坂本社長は「採用面など対外的なアピールはもちろんだが、社員のモチベーションアップや安心して働ける職場環境を目指すために、まずは『えるぼし認定企業』であることを社内にしっかり認知させたい」と話している。

2018年4月3日発行