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太宰府市内の大学生や留学生に食事支援 筑紫女学園大学


週刊経済2021年2月2日発行

コロナでの生活困窮に対応

筑紫女学園大学(太宰府市、中川正法学長)は2月8日、太宰府市役所で同市内の大学に通う大学生、留学生を対象に食事支援および生活相談会を実施する。
新型コロナウイルス感染拡大によりアルバイトができず、また、実家や母国からの仕送りが滞り生活に苦しむ学生の支援を目的としたもの。食事支援は、エフコープ生活協同組合など団体や企業からの寄付による食材を使った弁当の提供や芋煮(スープ)の炊き出し、「御菓子処富松本家」からの菓子、そのほかカップ麺など日持ちする食材を無償で提供する「フードパントリー」を実施する。食品容器や箸などの用品は「地域歳末たすけあい募金」の助成金を活用。同大学はエフコープ生活協同組合と災害時の相互協力に関する協定、太宰府市社会福祉協議会と連携協定をそれぞれ締結しており、同協議会の協力で相談窓口を会場に設け生活相談会も実施する。久留米高牟礼ライオンズクラブや太宰府市も支援。時間は午前11時~午後2時。太宰府市役所玄関前。主催は同大学大西良研究室。