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天神本館3号館の玄関、壁面を緑化 英進館


週刊経済2025年6月25日発行号

福岡市の「グリーンビル促進事業」の第1号案件

総合学習塾の英進館㈱(福岡市中央区今泉1丁目、筒井俊英社長)は、福岡市が取り組む緑化助成「グリーンビル促進事業」の第1号案件として天神本館3号館(同区渡辺通5丁目)で進めてきた建物の緑化事業が完了し、6月15日にお披露目セレモニーを開いた。

グリーンビル促進事業は、街づくりの一環として福岡市内の都心部において空地や建物壁面、バルコニー、花壇など緑化事業に対して福岡市が費用の一部を補助するもの。英進館では「校舎で学ぶ子供たちが緑を見て、目を、心を休めることができる空間にしたい。さらに緑に集う様々な生物を身近に感じることで、創業当初から取り組んでいる『健全な精神の成長』につながれば」との思いからビル緑化に取り組んだ。地上9階建ての玄関や校舎外観を彩るのは、世界的庭園デザイナー石原和幸氏と英進館の卒館生ででもある世界的庭師・建築家の石原潤氏によってデザインされたモミジヤサルスベリなどの花樹。お披露目セレモニーでは高島宗一郎福岡市長や石原潤氏が祝辞を述べ、筒井社長や塾生の子供たちとテープカットをした。