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天神地下街が9月に50周年 福岡地下街開発
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週刊経済2026年1月28日発行号
記念事業など実施
福岡地下街開発㈱(福岡市中央区天神1丁目、天本俊明社長)は1月9日、運営する天神地下街が9月10日に開業50周年を迎えるのを前に記者会見を開き、これまでの歩みや業績、記念事業の概要を発表した。
天本俊明社長によると、2025年度の店舗売上高は前年度比113・2%の225億3千万円となり、過去最高を更新した。天神ビッグバンで増加が見込まれるオフィスワーカーが日常利用できる店舗を中心にリニューアルを展開した北エリアの新店舗が好調だったほか、ポイントアプリ導入やインバウンド需要の回復が寄与した。通行者数も通路が接続している「ワンフクオカビルディング」の開業効果もあり、前年比111%と堅調に推移しているという。
50周年に向けては、「ちょっと、より未知。」をコンセプトに掲げ、開業からこれまでを振り返る「てんちか年表」などのコンテンツを設けた特設サイトを開設したほか、記念ロゴの展開や館内装飾、テーマ曲の特別アレンジ放送などを実施。4月にはシンボルであるからくり時計「ヨーロピアン・ドリーム」の記念装飾も予定している。天本社長は「人と街をつなぐ都市の大動脈として、時代に即した価値を提供し続けたい」と述べた。
天神地下街は1976年9月に開業。交通混雑の緩和や都市機能向上を目的に整備され、2005年の延伸で全長約590メートルとなった。これまでに防災対策の強化や段階的な改修を重ね、近年は天神ビッグバンや地下鉄七隈線延伸に対応したリニューアルを進めている。

