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天神ビジネスセンターllも「リカバリーオフィス」に 福岡地所
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週刊経済2026年3月18日発行号
7層の吹き抜け空間、テナントにジュンク堂
地場デベロッパーの福岡地所㈱(福岡市博多区住吉、榎本一郎社長)は3月5日、天神1丁目に建設中の「天神ビジネスセンターⅡ」の一部概要を記者発表した。
天神ビジネスセンターⅡは、福岡市役所北館が立地していた場所の再開発ビルで、既存の天神ビジネスセンターとほぼ隣接する区画となっている。敷地面積は4085㎡。地上18階(高さ87・6m)、地下2階建てで延べ床面積は6万2707㎡。今年6月末竣工、8月の開業を予定。事業主は福岡地所に加え、同社と九州電力、クラフティアの3社が入る天神1丁目761プロジェクト合同会社が担っている。
今回の発表では、先だって開業した天神住友生命FJビジネスセンターと同様に、ワーカーの活力と創造性を高める「リカバリーオフィス」を目指すことが決定。同ビルにも導入した入居企業のワーカー専用供用空間「Reboot!(リブート)」が導入されることが決まった。リブートは、リフレッシュ機能、ナレッジ機能、コミュニティ機能の三つの機能を備え、リフレッシュ機能ではジムやシミュレーションゴルフ、スパ&サウナ、仮眠室、ライブラリーなどを備える。ナレッジ機能では働く場所を選べるラウンジやワークスペースを備え、コミュニティ機能ではカフェラウンジ、キッチン付きのミーティングルームなどを整える。また施設面では、地下2階から地上5階の7層を使った吹き抜け空間、「アクセラリウム」を設けるほか、商業テナントにはジュンク堂が入ることが決まっている。
榎本社長は会見で「既存のリブートをさらに進化、拡大して導入する。約1300坪のスペースをワーカーのために再配分していく」と話した。会見に出席した高島宗一郎福岡市長も「これからのオフィスの〝答え〟として、リブートを通じて新たな価値を発信してほしい」と期待を寄せた。

