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天神イムズに地元食材などの情報発信拠点 ローカルデベロップメントラボ


食品セレクト店などが参画

飲食店舗企画運営受託事業などの㈱ローカルデベロップメントラボ(福岡市中央区大名1丁目、長島秀晃社長)は7月7日、同市中央区天神1丁目の天神イムズ3階に地方の食材などの魅力発信拠点「ローカルデベロップメントラボ」をオープンした。
「地方の良い商品の魅力を発信する」との同社の思いと今年1月で30周年を迎えた㈱イムズの「情報・文化の発信基地」というコンセプトが重なり、今回の拠点開設に至った。食とくらしや野遊び、ツーリズムをテーマに、地方の新たな価値観に触れるための拠点とする狙い。同ラボには同市中央区赤坂で食品のセレクトショップを運営する&LOCALS(アンドローカルズ)、熊本県多良木町の燻煙木材で家を造る住宅事業の㈱未来工房(久留米市)、九州に海外観光客の集客をするVISIT九州(福岡市)など食品や旅行などを扱う事業者が参画。店舗面積は165㎡。店内では乾燥トマトや酢などの加工食品や野菜などを試食・販売するスペースもあり、生産者と事業者とともに商品開発が可能なキッチンラボも設置。今後は生産者を招いたワークショップなども開催していく予定。月の来客目標数3000人。
長島社長は「物販コーナーなどをさらに充実させて、地方の新たな商品の魅力を発信していきたい」と話している。
同社は今年3月設立。資本金1000万円。従業員数10人。

2018年7月18日発行