天神のワンビルにレコードショップ　東京のＦＴＦ

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週刊経済2025年4月30日発行号

国内６店舗目、九州初

レコード売買業の㈱ＦＴＦ（東京都渋谷区、武井進一社長）は４月２４日、福岡市中央区天神１丁目に九州初の店舗を出店した。

音楽が盛んな地域とされる福岡で認知度向上を図るもの。名称は「フェイスレコード 福岡天神 ワンビル店」。場所は渡辺通り沿いの天神１丁目交差点「ワン・フクオカ・ビルディング」の２階。売り場面積は約１１０㎡。レコードの総在庫数は約１万２千枚。ターゲットはリアルタイムでレコードを購入していた世代と再流行を見込む若者世代。店内には試聴コーナーを設けスタッフが顧客ニーズに合ったレコードレコードを提案する。広報担当は「近年若者を中心にサブスク音楽サービスを契約する人が多い一方で、レコードの音質の良さが再注目されている。今後も全国に店舗を拡大する予定」と話した。

同社は２００１年設立。資本金４９９９万円。従業員数１３０人。ニューヨーク、札幌、東京、名古屋、京都、福岡に計７店舗のレコードショップを運営。