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天候要因の需要鈍化で2月期売上高予想を下方修正  きょくとう    経常利益は変更なし


 ホームクリーニング業の株式会社きょくとう(福岡市博多区金の隈1丁目、牧原年廣社長)は、2011年2月期(10年3月~11年2月)業績予想の売上高を期首予想の72億1千万円から69億円に下方修正した。経常利益は期首予想に変更なく4億44百万円。
 政府の経済対策に支えられ一部持ち直しの傾向が見られたものの、個人消費の低迷に加え、3、4月の気温が平年を大幅に下回り、冬物衣料が手放せず春の衣替えシーズンの需要が落ち込んだ。また、9月は残暑が厳しく、秋の衣替えシーズンの需要が伸び悩むなど天候要因による厳しい経営環境で推移しているため。前期比ベースでは売上高4・1%減。経常利益は、6・4%増となる見込み。同社では「この状況下においても、引き続きお客さまのニーズに対応するための取り組みとして積極的な活動を推進し、特別会員数の増員対策など需要拡大に努めたい」と話している。