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大阪市の祥漢堂薬局を完全子会社化 　総合メディカル　　　 ６月１５日付で

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　医業経営コンサルティングなどを手掛ける総合メディカル株式会社（福岡市中央区天神２丁目、田代五男社長）は、６月１５日付で調剤薬局経営の株式会社祥漢堂（大阪府大阪市淀川区、月原健社長）の全株式を取得し、完全子会社化した。
　祥漢堂は三井物産グループの関連会社として大阪府で調剤薬局６店舗、兵庫県で１５店舗の計２１店舗を展開していた。事業譲渡を機に同社の店舗ネットワークを活用することで、総合メディカル既存店舗との連携強化やサービスエリアの拡大、店舗運営の効率化を図る方針。祥漢堂の資本金は１０００万円、従業員数は１６９人（うち薬剤師は９６人）。売上高は４９億９４００万円（２０１５年３月期）。店舗数２１店舗のうち、大阪府の１店舗は株式取得前に第３者へ事業譲渡しており、総合メディカルが取得するのは２０店舗となる。
　今回の子会社化で調剤薬局は全国５６７店舗となり、大阪府エリアでは３６店舗、兵庫２９店舗となる。
　同社は１９７８年６月設立。資本金は３５億１３００万円、１５年３月期の連結売上高は１０７９億４５００万円。