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大牟田市に10階建て分譲マンション  芝浦特機    全戸対応の大陽光発電完備


 空調設備、太陽光発電システム事業の芝浦特機株式会社(北九州市小倉南区上石田4丁目、新地哲己社長)は、大牟田市新栄町に10階建て分譲マンション「グランドニューガイア新栄町駅前」を建設している。完成は10年3月。
 これは大牟田市と連携して進めている「まちなか居住」プロジェクトの一環。全戸対応の太陽光発電システムを完備しているのが特徴。場所は新栄町駅南西側の新栄町交差点角地。敷地面積1656平方m、建築面積815平方m、延べ床面積6072平方m。間取りは2LDK9戸、3LDK18戸、4LDK36戸の計63戸で、販売価格帯は1390万円から2950万円。3月20日から販売を開始しており、1カ月で5室の契約が決まっている。新地社長は「この開発で大牟田市の発展に寄与したい」と話している。
 同社は1984年8月設立。資本金7300万円。従業員30人。これまで同社グループが企画、建設し、管理する全個別供給型大陽光発電賃貸マンション「ニューガイア」を福岡県内で6棟、地場デベロッパーにシステム提供する形で分譲マンション3棟を展開。同マンションは経済産業省の新エネ大賞を受賞している。新地社長は田川市出身。1953年4月6日生まれの56歳。門司工業高校卒。趣味は仕事。