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大正時代のデザイン使用した復刻版鶴乃子発売 石村萬盛堂


仮店舗オープンに伴い

菓子製造・販売業の㈱石村萬盛堂(福岡市博多区須崎町、石村善之亮社長)は2月15日、大正時代のチラシをパッケージデザインに使用した「復刻版鶴乃子」を発売する。
建替えのため1月15日から休業中の本店(同区須崎町)の仮店舗「土居通り店」(同区下川端町)のオープンに合わせ、同店限定で販売するもの。パッケージデザインは大正時代、店舗移転のあいさつチラシに使用されたもので、商品パッケージ化は初めてとなる。同社では「これまで本店で販売されていた和菓子中心の商品販売はもちろん、仮店舗の営業期間中だからできる従来のイメージにとらわれない店舗の趣、新しいイベントなどにも取り組みたい」と話している。
土居通り店は昭和通りと明治通りを挟む通称「土井通り」沿いの杉田写真館事務所跡に出店。店舗面積は約66㎡で、和菓子のほか、慶弔菓子、茶席菓子、法人向け贈答用のニーズにも対応する。店舗の建築デザインはリズムデザイン(福岡市中央区)の井手健一郎氏が担当した。

2019年2月13日発行