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大手門に14階建ての新本部ビル建設   福岡銀行   本店営業スペースを拡張


 福岡銀行(福岡市中央区天神2丁目、谷正明頭取)は、同区大手門1丁目に新本部ビルを建設し、本部機能を移転する。
 敷地面積は4,100平方mで、ビルは地上14階地下1階建て、延べ床面積2万7,800平方m。今年着工し、完成は08年3月の予定。本店営業部門は今のまま天神に残り、改装して営業スペースを拡張する。現在は1、2階を営業部が使っているが、本部が移転した後は4階までスペースを広げる計画。ほかの階には分散している関連会社が入ることも検討中。
 また、営業店166店舗のうち、20~30店を建て替えて、残りの支店もすべてバリアフリー化する。これまでも毎年20~30億円のリニューアルはあったが、これほどの規模は初。本部ビルも含めた営業店の建て替えやリニューアル、研修施設の充実を図り、投資額は3年間で200億円になる。
 谷頭取は「この投資は、施設が古くなったこともあるが、銀行業務の取扱内容の変化に対応するためでもある。また、来店客の9割近くが機械を使っているため、お客さまの動線も変わってきている。現在の業務に適した店舗をつくり、さらにきめ細かなサービスができる店舗づくりをしていく」と話している。