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大学敷地内に多目的ホールの建設を計画 中村学園 04年度内の概要決定目指す


 学校法人中村学園(福岡市城南区別府五丁目、中村量一理事長)は、大学敷地内に多目的ホールの建設を予定している
 今年、学園創立五十周年を迎えることを機に計画しているもので、大学だけにとどまらず学園全体の行事やイベントなどを実施できる施設を目指す。名称は学園祖・中村ハル先生の名前を冠し「ハル・メモリアルホール」が予定されている。当初は大学敷地内に建設する予定だったが、既存の建物の移設などが必要になることから隣接地を買い足すことも視野に入れて用地の確保を図る。建物の概要については未定だが「一千二百人が収容できるくらいの規模にしたい」(中村理事長)としている。着工・完成時期などのスケジュールについては「創立五十周年にあたる二〇〇四年度内に何とか詳細を発表したい」(同)考え。
 同学園は一九四九年に中村割烹女学院として創立。五三年、学校法人に。中村学園大学のほか、同大学院、同短大、中村学園女子高校、中村 学園三陽高校、中村学園女子中学校、中村学園三陽中学校などを運営している。
 中村理事長は福岡市出身で、一九四七年一月二十五日生まれの五十七歳。慶応義塾大学経済学部卒。趣味は茶道。

2004.3.16 発行 週刊経済より