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大塚製薬福岡支店と包括連携協定を締結 筑紫女学園大学


週刊経済2022年4月5日発行

人材育成と課題解決に相互連携

筑紫女学園大学(太宰府市石坂2丁目、中川正法学長)は3月30日、医薬品や医療機器、食料品製造販売の大塚製薬㈱福岡支店(福岡市博多区奈良屋町、笠間康久福岡支店長)と包括連携協定を締結した。
同社はこれまで自治体や団体との連携により熱中症対策、災害備蓄、女性の健康啓発などに取り組んでおり、産学官で地域課題の解決に向けた取り組みを実施する。主に課題解決型学習の支援、学生ボランティアへのセミナー、災害対策自販機の設置、備蓄用カロリーメイトの提案、モバイルファーマシーの活用、子ども向け食育情報の提供など学生教職員に向けたヘルスリテラシーの向上や人材育成を支援し、また、学生は同社の事業に生かせるような地域や企業が抱える課題解決に取り組んでいく。同日、同大学で協定締結式を開き、笠間福岡支店長は「医療関連分野と健康増進の両輪で活動しており次世代を担う若い人材と共同で進めていけることは嬉しい。科学的根拠に基づいたノウハウを提供していく」とし、中川学長は「社会につながる教育を目指しており本学の教育方針を理解していただき感謝。課題解決の一助になれたら」とあいさつした。