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大名2丁目に両国だしもんじゃ「もんじ」 チムニー


週刊経済2025年5月21日発行号

4店舗目、福岡初出店

居酒屋業態を主とした飲食店を運営するチムニー㈱(東京都墨田区両国3丁目、茨田篤司社長)は4月25日、両国だしもんじゃ「もんじ」を福岡市中央区大名2丁目に開店した。

福岡初の出店となり、東京都3店舗に続き今回で4店舗目となる。場所はMGH大名148ビル1階。店内は約159㎡。92席。両国発祥であるちゃんこ鍋の味をもんじゃ焼きに取り入れた点が特徴という。鰹節専門店「にんべん」の出汁を使用した「三種の魚介だし」と「ちゃんこだし」、パスタソースのようなにんにく香る「洋風創作だし」をベースとしたもんじゃがある。人気のある「デラックス海鮮ちゃんこもんじゃ」2519円をはじめとする多種多様なもんじゃ焼きを楽しむことができる。基本的には店員がもんじゃを焼く卓上サービスだが、初心者向けの焼き方の動画も配信する。鉄板焼きやおつまみなどの居酒屋メニューも充実しており、フードは112品(トッピング含む)。写真映えするようなフルーツ系サワー、低アルコール、ノンアルコールなどの飲料も豊富に取り揃え、ドリンク類は97品(ボトル込み)となっている。コースは3000円〜。今後は地元食材を使用した料理の開発を検討している。5月31日までOPEN記念として、人気の高い「デラックス海鮮ちゃんこもんじゃ」、「大葉明太クリームもんじゃ」、「肉肉ボロネーゼもんじゃ」などを特別価格で提供する。

店内はカフェテリアのようなアーチ型のライトがある広々した空間で、お酒を飲まない客層、高校生などにも店内への入りやすさを意識し、ターゲット層拡大に向けた環境づくりをしている。髙津淳一店舗支援部部長は、「初めての福岡出店は当社として大きな挑戦。まずは福岡でもんじゃ焼きを広め、お客さまに喜んでもらいたい」と話し、小松慎弥エリア長は、「若年層にも選ばれる店であるために、SNSにあげたくなるようなインパクトのあるメニューを増やしていきたい」と意気込みを話している。従業員数は約30人。営業時間は全日11時30分〜午前0時。