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大分市で1700戸の大型団地開発事業を継承 コンダクト


総事業費70億円、一期来春完成へ

不動産業のコンダクト株式会社(北九州市小倉北区浅野2丁目、和田克之社長)は6月15日、倒産した分譲住宅会社株式会社エンタープライズ自由ケ丘(大分市京が丘南1丁目)の宅地造成事業会社を吸収合併し、全1700戸の大型団地「京が丘」(同所)の開発・分譲を引き継いだ。

コンダクトは今年3月、2016年1月に民事再生法の適用を申請したエンタープライズ社の事業を継承することを決定。コンダクトでは総事業費70億円かけ、10年間で毎年約130戸ずつを供給する計画で、通りに面した敷地は建て貸しする他に、生鮮スーパーやドラッグショップ、医療モール、飲食モールなどのロードサイド店舗の誘致を計画中。来春の完成を目指し、今年9月から1期工区(130戸)のインフラ整備と販売に着手する。

同社は1994年11月設立。資本金4億6713万円。従業員16人。北九州、福岡両市を中心に分譲マンション「ダイヤモンドマンション」、賃貸マンション「コンダクトレジデンス」、分譲戸建て「コンダクトホーム」を手掛ける。

2017年7月4日発行