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夜行高速バス福岡~東京線を北九州にも停車 西日本鉄道 12月20日にダイヤ改正
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西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、竹島和幸社長)は12月20日、運行する夜行高速バス福岡~東京線「はかた号」のダイヤを改正し、新たに北九州地区への乗り入れを開始する。
これは、利用者の要望に応えて、福岡地区の西鉄天神バスセンターと博多バスターミナルに加えて、北九州地区の「黒崎IC(引野口)」「砂津」「小倉駅前」の既存3バス停に新たに停車することで、北九州から東京までの利用客の利便性向上を図るもの。今回の改正では、従来の「中央自動車道」経由から「東名高速道路」経由への運行ルートも変更する。
北九州地区から東京間の片道運賃は、福岡地区よりも500円安く設定。プレミアムシートが18500円、ビジネスシートが14500円、エコノミーシートの通常期が7500円、繁忙期が11500円(すべて大人運賃、他に大人身障者、小児運賃などがある)。同社では「今後も安全・快適な運行に努めるとともに、さらに利便性向上に向けた新たな施策を検討していく。年末年始の帰省やビジネス利用に、“新はかた号”を利用いただきたい」と話している。
同社の夜行高速バスは、福岡と横浜・大阪・名古屋などを結ぶ本州方面7路線、宮崎・鹿児島を結ぶ九州内2路線があり、リーズナブルな交通手段として帰省や旅行・レジャーのほか、ビジネスにも多くの利用がある。特に1990年10月に運行を開始した「はかた号」は、2階建てのハイグレード車両を使用し、プレミアム、ビジネス、エコノミーの選べる3タイプの座席・運賃設定で、幅広い年齢層の利用客に好評という。