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売上高9・4%増の82億3300万円  グリーンクロス中間決算


経常は10・2%増の5億5500万円

工事現場向け安全機材販売の㈱グリーンクロス(福岡市中央区小笹5丁目、久保孝二社長)の2019年10月中間期連結決算は、売上高が前年同期比9・4%増の82億3300万円、経常利益は同10・2%増の5億5500万円で増収増益だった。
10月に関西ロジスティクス(奈良市池田町)を開設。全社物流循環システムの伸展、営業拠点ネットワーク網の連携機能推進で地域シェア拡大と取引深耕化を進めた。サインメディア関連事業では、インターネット事業や看板メンテナンスの「看板クリニック」業務の推進による市場領域の拡大に努めたほか、10月にグリーンメディア大阪営業所(大阪市中央区)を開設するなど営業体制の整備を進めたことが寄与した。営業利益は同9・7%増の5億4900万円、上半期純利益は同7・4%増の3億3900万円。久保社長は「11月には、福岡市東区多の津1丁目に看板コンサルティング業の新会社㈱G‐サインを設立した。第2の柱に据えるサインメディア事業の強化を進めていく」と話している。
連結業績予想に変更はなく、売上高が前期比3・2%増の159億4500万円、営業利益が同2・1%増の12億5700万円、経常利益が同2・0%増の12億7000万円、当期純利益が同1・8%増の7億9600万円で、11期連続の増収増益を見込んでいる。

2020年1月7日発行