NEWS

売上高337億円で過去最高に 新日本製薬9月期決算


5期連続増収増益

東証マザーズ上場の化粧品、健康食品、医薬品企画・販売の新日本製薬㈱(福岡市中央区大手門1丁目、後藤孝洋社長)の2020年9月期決算は、売上高が前期比0・5%増の337億2800万円、経常利益が同16・5%増の32億9500万円で増収増益だった。
売上高は過去最高。増収増益は5期連続。営業利益は同16・2%増の33億2900万円、当期純利益は同16・3%増の21億2200万円だった。
新型コロナによる外出自粛で、国内外のEコマースが前期比22・3%増と好調に推移。あわせて、受注から発送までの一連のコストも8・3%削減し、利益増に貢献した。
今期は、化粧品部門で新商品の販促施策による拡大を見込むほか、ヘルスケア部門も今秋から立ち上げた「スマートヘルスケア事業」を核として、計画以上の成長を目指す。
売上高では20年9月期比で3・8%増の350億円、経常利益で同5%増の34億6千万円を見込む。

12月15日に上場市場変更

また、同社は12月15日に、東証マザーズから東証1部または2部に市場変更する。株式の売り出しならびに第三者割当による新株発行に伴い、同社株式の売出価格決定日(12月2日から8日までの間)以降に、所属部は決定する。
同社は昨年6月に東証マザーズに上場した。

2020年12月1発行