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売上高は9・8%増の2227億5900万円 小野建


週刊経済2022年5月31日発行

経常は78・3%増の119億円

鋼材輸入・販売を手掛ける小野建㈱(北九州市小倉北区西港町、小野建社長)の2022年3月期は、売上高が前期比9・8%増の2227億5900万円、経常利益が同78・3%増の119億7700万円で増収増益だった。
収益認識会計基準適用や工事請負事業の減少で、九州・中国エリアの売上高は前年比1・0%減となったものの、販売単価の上昇が寄与した関西・中京エリアや関東・東北エリアで、それぞれ同29・5%増、22・7%増と好調に推移したことで増収。また、利益面に関しては、市況の上昇に加え、九州・中国エリアは鉄鋼商品の在庫出荷分などの利益率の大幅な向上と関西・中京エリアの連結対象子会社の好業績などで大幅な増益とつながった。
通期では前期比23・7%増の1275億2700万円、営業利益が40・6%減の40億7600万円、経常利益が40・5%減の41億6千万円を見込んでいる。