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売上高は9・1%増の319億200万円 三井松島ホールディングス中間期


週刊経済2025年11月19日発行号

純利益は80・7%増

産業用製品製造販売などの三井松島ホールディングス㈱(福岡市中央区大手門1丁目、吉岡泰士社長)の2026年3月期連結中間決算は、売上高が前年同期比9・1%増の319億200万円、経常利益が同35・1%増の56億2200万円で増収増益だった。

不動産担保、融資事業などの㈱エム・アール・エフ(福岡市)の子会社化や、グループ企業でコンベアチェーン製造販売の㈱ジャパン・チェーン・ホールディングス(東京都)の売り上げ伸長などで増収。セグメント別では、生活消費財セグメントが133億6000万円(前年同期比2・4%増)、産業用製品セグメントが159億9200万円(同9・8%増)、金融その他セグメントが25億8500万円(同56%増)だった。利益面では、売上高の増加に加えて受取配当金、太陽光発電事業の事業譲渡金、上場株式投資事業などのMM Investments㈱(福岡市)による投資有価証券売却益の計上などが増益につながった。営業利益は前年同期比40・2%増の54億200万円、上半期純利益は同80・7%増の52億400万円だった。

通期では、今回の業績動向を受け連結業績予想を上方修正。売上高が前期比9・9%増の666億円(期首予想は655億円)、経常利益が同7・7%増の91億円(期首予想は81億円)、営業利益が同18・2%増の90億円(期首予想は82億円)、当期純利益が同26%減の64億円(期首予想は58億円)を見込んでいる。