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売上高は6・9%増の58億300万円 協立エアテック中間期


週刊経済2025年9月3日発行号

経常利益は21・2%減

空調設備機器製造の協立エアテック㈱(粕屋郡篠栗町大字和田、久野幸男社長)の2025年12月期中間連結決算は、売上高が前年同期比6・9%増の58億300万円、経常利益は同21・2%減の2億6900万円の増収減益となった。

公共投資は底堅く推移し、民間設備投資においても製造業、非製造業ともに設備投資に持ち直しの動きがみられたが、物価の上昇による労務費の増加や原材料費など部材高騰の影響を受けている。また、住宅投資については住宅ローンの金利上昇、資材の高騰や物価高などの影響により、販売先となる戸建住宅の新設住宅着工戸数は減少傾向で推移しており、厳しい受注環境が続く。

通期は売上高が0・3%減の117億円、経常利益は13・4%減の6億3000万円の減収減益を見込んでいる。