売上高は６・５％増の１９２億１８００万円　下関市のエストラスト２月期

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週刊経済2025年5月7・14日発行号

経常は１９億３１００万円

東証スタンダード、福証上場で、不動産分譲、管理を手掛ける㈱エストラスト（山口県下関市竹崎町、藤田尚久社長）の２０２５年２月期連結決算は、売上高が前期比６・５％増の１９２億１８００万円、経常利益が７８・１％増の１９億３１００万円で増収増益だった。

主力の不動産分譲事業でマンションが４２５戸（前期比７６戸増）となったほか、不動産管理事業でもマンション管理戸数が前期比７２３戸増の６５３２戸と好調に推移し増収。利益面では、増収基調に加えモデルルーム費などの販売費および一般管理費が減少し大幅増益となった。。営業利益は７５・２％増の１９億９８００万円、当期純利益は８３・７％増の１３億３９００万円となった。

今期は売上高が前期比９・３％増の２１０億円、営業利益が０・１％減の２０億円、経常利益が１・６％減の１９億円、当期純利益が３・０％減の１３億円で増収減益を見込む。

同社は１９９９年１月設立。資本金７億３６０３万円。２００５年３月に福岡支店（福岡市博多区博多駅前４丁目）を開設。１７年２月にＴＯＢ（株式公開買い付け）で西部瓦斯㈱の連結子会社となった。