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売上高は6・3%増の116億6300万円 ダイショー中間期


週刊経済2023年11月14日発行号

コラボ製品などが伸長

大手調味料メーカー、㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)の2024年3月期中間決算は、売上高が前年同期比6・3%増の116億5000万円、経常利益が同4・4%増の2億9900万円で増収増益となった。
家での焼肉需要の高まりで、「秘伝焼肉のたれ」などのたれ類が伸長したほか、有名店とコラボした「名店監修」シリーズが液体調味料、鍋スープ類の売り上げをけん引。また精肉向けの業務用オイルソースも好調で11期連続の増収となった。
利益面では増収基調に加え、6月に実施した製品価格の改定効果もあり、営業利益は4・8%増の2億9400万円、純利益は12・4%増の2億200万円でともに2期ぶりの増益となった。
通期は売上高が243億円(4・0%増)、営業利益が7億4千万円(52・7%増)、経常利益が7億4千万円(48・7%増)、純利益が4億6千万円(47・9%増)の増収増益を見込んでいる。