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売上高は6・2%増の197億5200万円 大石産業3月期


週刊経済2022年5月31日発行

経常は8・8%増の15億2800万円

産業用包装資材メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、田中英雄社長)の2022年3月期連結決算は、売上高が前期比6・2%増の197億5200万円、経常利益が同8・8%増の15億2800万円で増収増益だった。
売上高は、コロナ禍において落ち込んだ需要の回復に加え、食品容器用フィルムが好調で2期ぶりの増収となった。利益面は、国内主要4製品(パルプモウルド、フィルム、重包装袋、段ボール)と関係会社での増収効果で増益となった。営業利益は同6・3%増の12億8800万円、当期純利益は同11・6%増の10億5600万円だった。
セグメント別では、緩衝機能材事業は売上高が同5・4%増の91億2600万円、セグメント利益が同7・1%減の9億8400万円、包装機能材事業は売上高が同7・2%増の102億4600万円、セグメント利益が同6・1%増の10億3200万円、その他は売上高が同0・8%減の3億8千万円、セグメント利益が同87・2%増の3300万円。
今期は売上高が前期比8・3%増の214億円、営業利益が同10・4%増の14億2200万円、経常利益が同7・2%増の16億3900万円、当期純利益が同8・2%増の11億4200万円で増収増益を見込んでいる。