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売上高は58%増の210億円 竹田商会


週刊経済2022年4月12日発行

経常は95%増の13億9700万円

鋼材、スクラップ卸の㈱竹田商会(福岡市博多区上牟田1丁目、竹田奉正社長)の2021年12月期決算は、売上高が前期比58%増の210億円、経常利益が95%増の13億9700万円で大幅な増収増益だった。
鋼材およびスクラップ価格の上昇や、新規卸先が拡大したため、売上高、経常利益共に過去最高となった。当面の原料価格上昇を見据えると共に、昨年12月に開設した朝倉鋼材流通センター(筑前町原地蔵)の在庫能力(1万トン)を生かし、南九州エリアの顧客サポート強化と新規開拓に取り組み、今期業績は前期並みを見込む。竹田社長は「前期だけで50社ほど取引先が拡大した。今後も新規開拓に努めていく」と話している。
同社は1964年創業。80年12月設立。資本金3千万円。従業員95人。