売上高は５・９％減の１２８億８７００万円　トラストＨＤ６月期

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週刊経済2025年8月20日発行号

経常は２１・８％減の４億７４００万円

駐車場事業などのトラストホールディングス㈱（福岡市博多区博多駅南５丁目、山川修社長）の２０２５年６月期連結決算は、売上高が前期比５・９％減の１２８億８７００万円、経常利益は２１・８％減の４億７４００万円で減収減益だった。

主力の駐車場事業で新規オープン数が増加したものの、駐車場用地の地代や人件費の高騰で売上原価が増加。また、不動産事業において既完成マンションが完売した一方で、同連結会計年度に完成した久留米市、佐賀県伊万里市、福岡市南区の物件で一部引き渡し計画が未達となったことが影響した。営業利益は２１・６％減の５億２９００万円、当期純利益は２・３％増の３億４５００万円。

今期は売上高が前期比８・６％増の１４０億円、営業利益が１５・１％減の４億５０００万円、経常利益が３４・７％減の３億１０００万円、当期純利益が４２・２％減の２億円を見込んでいる。