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売上高は4・7%増の271億5300万円 ゼンリン中間決算


週刊経済2023年11月7日発行号

通期予想は増収増益

住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)の2024年3月期中間期連結決算は、売上高が271億5300万円、経常損失は16億2600万円(前年同期は経常損失69億8200万円)となった。
オートモーティブ関連において半導体不足の緩和による自動車生産の持ち直しを背景にカーナビゲーション用データの販売が増加。加えて、官公庁向けの受託案件や住宅地図データの提供などのほか、マーケティングソリューション関連における受託案件も増加した。一方で、費用面においては増収に伴う売上原価や位置情報の精度向上に係る地図データベース整備費用や、物価上昇ならびに賃上げの影響もあり、営業費用が増加。地図データベース整備費用などの固定費は年間通して発生するが、売上高は季節的変動が著しく、第4四半期連結会計期間に集中する傾向があるため、費用先行で推移している。
通期は売上高が5・2%増の620億円、経常利益は28・3%増の27億円で増収増益を見込んでいる。