売上高は３１・９％増の８４億２２００万円　プラッツ６月期

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週刊経済2025年8月20日発行号

経常は２８・１％増の２億４千万円

介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの㈱プラッツ（大野城市仲畑２丁目、河内谷忠弘社長）の２０２５年６月期連結決算は、売上高が前期比３１・９％増の８４億２２００万円、経常利益が２８・１％増の２億４０００万円で増収増益だった。

売上面では、主力の福祉用具流通市場、医療・高齢者施設市場での販売増加、また昨年子会社化したやまと産業㈱が寄与した。利益面では、為替相場が前期比で円安傾向となった一方で、仕入れコストの低減により売上総利益率が前期比０・２ポイント増の２９・９％と改善した。営業利益は４・９倍の１億８３００万円。また、営業外収益として持分法による投資利益８２００万円（前年同期比３８・３％減）、営業外費用として為替差損１５００万円（前期は為替差益１９００万円）を計上。当期純利益は２・９倍の１億９２００万円となった。

今期は売上高が前期比４・５％増の８８億円、営業利益が２・２倍の４億円、経常利益が７７・１％増の４億２５００万円、当期純利益が４２・５％増の２億７５００万円を見込んでいる。