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売上高は3・8%減の105億1000万円 井筒屋中間期
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週刊経済2025年10月22日発行号
天候不順による来店減、高額品の伸び悩みが影響
百貨店運営の㈱井筒屋(北九州市小倉北区船場町、松本圭社長)の2026年2月期中間連結決算は、売上高が前年同期比3・8%減の105億1000万円、経常利益が18・7%減の1億5000万円で減収減益だった。
天候不順による来店客数の減少や高額品の伸び悩みなどにより減収。営業利益は52・2%減の2億700万円。利益面はアプリ、SNSなどを活用した効果的な販売促進など経費の効率的な運用を実施したが、人的資本投資をはじめとする販管費の増加により減益となった。中間純利益は27・0%減の1億4700万円。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比1・1%増の224億円、営業利益が13・5%減の9億円、経常利益が5・6%減の7億円、当期純利益が30・0%減の7億円を見込んでいる。

