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売上高は3・1倍の146億9800万円 下関市のエストラスト中間期
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週刊経済2025年10月22日発行号
経常は7・6倍の15億1100万円
東証スタンダード、福証上場で、不動産分譲、管理を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市竹崎町、藤田尚久社長)の2026年2月期連結中間決算は、売上高が前年同期比3・1倍の146億9800万円、経常利益が7・6倍の15億1100万円で増収増益だった。
主力の不動産分譲事業で、分譲マンションが265戸(前年同期比147戸増)と引き渡しが集中し大きく伸長。また、不動産管理事業で管理物件が増加し、マンション管理戸数は6672戸(同791戸増)となり大幅増収だった。利益面も増収基調に伴い販管費などの増加を吸収、大幅増益となった。営業利益は9・0倍の15億4700万円、中間純利益は8・6倍の10億4600万円。通期は予想に修正はなく、売上高が前期比9・3%増の210億円、営業利益が0・1%増の20億円、経常利益が1・6%減の19億円、当期純利益が3・0%減の13億円を見込んでいる。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店を開設。17年2月にTOB(株式公開買い付け)で西部瓦斯㈱の連結子会社となった。

