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売上高は2・9%増の142億5800万円 シダー


8期連続の増収

全国にデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)の2019年3月期連結決算は、売上高が前期比2・9%増の142億5800万円で増収、経常利益が同13・0%減の2億1800万円で増収減益だった。8期連続の増収。
有料老人ホーム1施設、ケアプランセンター1施設を新規開設し、積極的な展開を図った。また、既存施設において施設稼働率を上昇させるため、新規利用者の獲得とサービスの向上に努めた結果増収。利益面では、介護職員の人件費増や業務拡大に伴う管理部門の強化による販管費増などで減益だった。営業利益は同7・5%減の4億9400万円。減損損失による9778万円を特別損失に計上したことから。当期純利益は同92・7%減の1600万円となった。
セグメント別にみると、デイサービス事業は売上高が前期比2・6%減の34億3800万円、利益が同23・8%減の3億4500万円。施設サービス事業は売上高が同5・2%増の99億800万円、利益が同25・5%増の12億2600万円、在宅サービス事業は売上高が同1・4%減の8億4100万円、損失が9700万円(前年同期は損失6700万円)。
今期は売上高が前期比4・5%増の149億300万円、営業利益が同6・1%減の4億6400万円、経常利益が同36・1%減の1億3900万円、当期純利益が同2・9倍の4600万円を見込んでいる。

2019年6月4日発行