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売上高は2・8%増の295億2300万円 ゼンリン中間期
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週刊経済2025年11月12日発行号
経常利益は3億8800万円
住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、竹川道郎社長)の2026年3月期中間期連結決算は、売上高が前年同期比2・8%増の295億2300万円、経常利益は3億8800万円(前年同期は経常損失3億4100万円)となった。
モビリティソリューション関連で前年同期に計上した一過性売り上げの反動減に加えて、カーナビゲーション用データの販売が減少したものの、公共ソリューション関連で一部前倒しを含む住宅地図データの提供や受託案件が増加した。また、プロダクトソリューション関連でGISパッケージなどのストック型サービスが堅調に推移。地図データベース整備費用などの固定費は年間通して発生するが、売上高は季節的変動が著しく、年度末に集中する傾向があるため、費用先行で推移している。
通期は売上高が1・8%増の655億円、経常利益は11・8%増の44億円で増収増益を見込んでいる。

